私が通ったイタリア語学学校は、基本的な授業内容・課外授業内容・講師陣等、どの学校も 同じような構成でした。グループレッスン受講の場合、一日4時間中、前半は文法中心、後半は会話中心の授業内容で、その都度講師も変わりました。
毎週課外授業があり、小旅行や歌や美術、ワインや料理などその地方の文化を知ることができる興味深い内容が盛りだくさんでした。
そんな中私が感じたことは、どこに留学しても、自分自身が『その土地でどう過ごし、どう楽しむか。』が大切で、如何に満喫できたかによって、留学した町や学校に対する印象も変わってしまのではないかなと思いました。
私は、幸いにも語学学校などでいろいろな国の方や日本人の方と知り合え、片言のイタリア語でおしゃべりしたり、授業後一緒に食事会をしたり、仲良くなった講師方と食事しに行ったりと、せっかく来たところなので自分が『楽しい!』と思える状況を作っていたと思います。
下記コメントは、私が各学校で体験したことや、感じたことを書いています。

 2002.9〜 (2週間)
 トスカーナ州 フィレンツェ
 KOINE`(コイネ)

2002年9月、生まれて初めて、『留学』というものを経験した思い出の地、フィレンツェ。
東京にある日伊協会で、入門コースを受講していました、当時のイタリア語学力は、ほぼゼロ。
でも、母と一緒の『母子プチ留学』だったので、心細さはなかったし、『食文化コース』には、日本人の通訳さんがついていたので、不安もありませんでした。
そして、KOINE`校の授業で『買い物の仕方』や『道順の説明の仕方』など、すぐに役立つイタリア語会話を教えていただけたので、母と二人で行動していた時は、すぐ実践することができました。
KOINE`校は、私が受講した『語学&食文化コース』以外に、『食文化コースのみ』でも留学できたので、母はこのコースのみを受講していたので、平日の午前中、私が語学学校に行っている間、何と日本語しかしゃべれない母は、ひとり気ままにフィレンツェの街を散策したり、芸術作品を見に美術館や教会をはしごしたり、バスに乗ってスーパーへ買い物に行ったりと、かなり満喫していました。そして、1週間も経つと、私よりフィレンツェの街に詳しくなっていました。度胸ってすごい!


 2003.6〜(2ヶ月)
 トスカーナ州 シエナ
 SOCIETA` DANTE ALIGHIERI(ソシエタ ダンテ アリギエリ)


前回フィレンツェにプチ留学して、今回は『イタリア料理』を本格的に学びたいと思い、意を決して、5ヶ月間(当初予定)単独留学を決行。でも、料理コースのレッスンはイタリア語で行われるとのことだったので、その前に3ヶ月語学コースで、イタリア語を勉強することにしました。
当初の予定では、シエナで2ヵ月半、タオルミーナで2週間、計3ヶ月語学学校でグループレッスンを受講する予定だでした。
でも、イタリア語ってすごーく難しいですね〜。。。冠詞やら、動詞の活用やら、前置詞やら、なんだか覚えにゃきゃ話にならない文法事項がいっぱいありますよね〜。当時の私は、これらを覚えることでいっぱいいっぱいでした。なぜなら、2ヶ月の間に、現在形・半過去形・近過去形・大過去形・再帰動詞・未来形・条件法・命令形・ジェルンデェオ・関係代名詞などなど、一気に学んだからです。たぶん、この短期間に遠過去形・受動態・接続法以外はほとんど習ったと思います。(結構忘れてしまってるわっ)ひどい時は、週の前半は半過去、後半は未来形を習ったこともありました。でも、頭の中は混乱していたけれど、とにかく今は学ぶしかないと思い、必死に授業についていっていました。
でも、遠過去形の授業に入り、、脳みそはパンク寸前で、全然活用が覚えられなくなってしまいました。ここでいったん休息を取らないと逆効果と思い、先生に相談して、残りの授業2週間分を9月の個人レッスンに振り替えてもらいました。おかげで、授業がなくなった2週間、頭を休めることができました。


 2003.8 (2週間)
 シチリア州 タオルミーナ
 Babironia(バビロニア)


シエナに居た時、バビロニア校に、事前に申込みしていたグループレッスンから個人レッスンに変更したい旨をメールで伝え、返事くださいとお願いしておいたのに何の音沙汰もなく、結局確認が取れないまま現地入りしましたが、学校側はちゃんとメールを確認してくれていて、何の問題もなく、個人レッスンに変更することができました。しかも、校長先生のご配慮で、タオルミーナでバカンスを楽しみたいだろうからと、朝一(8:30からスタート)のレッスンにしてくださいました。ありがとー校長!!!
おかげで、タオルミーナでの2週間は思いがけないいろいろな体験をすることができました。
ここでの思い出は、『LE MEMORIE タオルミーナ編』をご覧くださいね。
個人レッスンは、会話中心の授業をお願いしたので、毎日の出来事や、興味のあることを話したり、イタリア語版早口言葉を取り込んだ発音練習をしたり、イヤホンをつけて聞き取りなどをしました。


 2005.7〜(1ヶ月)
 カンパーニア州 ソレント 
 Sorrento Lingue(ソレント リングエ)


ソレントリングエには、在籍していたけれど、ほとんど通いませんでした。
なぜなら、この町でたくさんのイタリア人と友達になれたので、学校の授業を受けるより、イタリア人から生きたイタリア語を直接学べたからです。だから、学校で学んだ言い回し以外の日常語を、耳で聞いて覚え、それを自然と使えるようになっていきました。文法的には、シチリア・南イタリア地方で遠過去形は日常語として使われているとシエナの語学学校の先生が教えてくれた通り(北イタリアに住んでいた友達(日本人)曰く、南イタリア地方の人々は、遠過去形を方言だと思っているが、あれは遠過去で、近過去形として使っているに過ぎないと言っていました。)、実際に遠過去形を日常使いするのは確かでした。遠過去形の活用を覚えていなかった私は、側で話しているイタリア人達の話を聞いていた時、話の流れ的に過去の話をしているけど近過去形ではない動詞を言っているけど何なんだ-???と思い、後でその活用を辞書で調べて見たところ、遠過去形を使っていたことが判明。なんだか絡まっていた糸が解けた感じがしてとっても嬉しかったです。その後は、自分が使える範囲でですが、少しずつ遠過去形も口にしてみました。こうやって、耳で聞いて口から言葉となって出てひとつひとつ記憶し理解していくんだなーと実感しました。


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