カンパーニア州

アマルフィ海岸のリストランテ&町
リストランテ“ラ・コンカ・デル・ソンニョ”
ソレントの隣町マッサルブレンセの小さな港で、貸しボート屋を営むリベラートからボートを借りて、
午前中、ソレント半島先端『プンタ・デッラ・カンパーニャ』を通り、『カプリ島』や、3つの小島からなる『ガッリ島』を周遊、そしてボートの上から紺碧の海へ飛び込む。思いのほか冷たい海水に思わず奇声を上げる。
そうこうしているうちに、小腹が減ってきた私たちは、この周辺に点在する海から船で乗り付けられる魅惑のリストランテのひとつ、マリーナ・デル・カントーネの隣、ロカリタ・レコンモーネにある『
ラ・コンカ・デル・ソンニョ』へ船を着ける。
海&海老好きの私は、絶好のロケーションの中、超新鮮な海老ちゃんたちを食べられるこのお店が大のお気に入り!



夏場は、自家用クルーザーやボートで乗りつける大勢の客で賑わっているこのお店。
脇には小さな浜辺がある(ここも夏場はイモ洗い状態)ので、ちょっと遊んで、お腹が空いたらこのリストランテでゆっくり昼食を取り、食後は浜辺に戻る人や、リストランテのテラスに置いてあるビーチベットで波の音を聞きながら休む人などそれぞれの余暇を楽しんでいる。



この店には海水槽があり、活きのよい魚貝を調理してくれる。自家製マヨネーズや、癖がなく素材本来の旨味にコクを与えてくれるマイルドな
自家製EXヴァージンオリーヴオイルと酸味が強くなく甘みがある特産レモンをかけて食べるとおいしい蒸した西洋イセエビやオマールエビ、セミエビ、カニ、新鮮でデリケートな味の地中海のカキや、アサリより大ぶりでコリコリした歯ごたえとあまみがある二枚貝タラトゥーフォリ、そしてきれいなオレンジ色で濃厚な甘ーくて何個でも食べたいウニ、地元レモンと自家製EXオリーヴオイルでマリネしたガンベローニやスカンピ(手長海老)、身がプリップリのムール貝、コショウを振ってフライパンであおった小海老、衣を着けてフライした小やりいか、など何でも美味しい!!!
そして、中心がトロトロとろけているチョコレートフランや、三角柱のタルト生地の中に洋ナシ入りリコッタクリームが入った自家製ドルチェも、美味しい!





リストランテ“スィレンツィオ・カンタトーレ”
メータからアマルフィに続く山道Via.METAをアマルフィ方面に車で走り、道路沿いに出ている店の看板を見つけたらそこの脇道を曲がり、岩場の海水浴場に続くこの道をひたすら下降して行くとあるこのリストランテは断崖絶壁にある。下の写真を見ていただければお分かりいただけると思いますが、リストランテの窓の向こうは、紺碧の海なのです。そして、下を見ると、絶壁に荒々しく打ち寄せる高波に足がすくみます。
陽も暮れた夕食時、ほぼ満月だったこの晩、強く明るい月光が、真っ暗な空と海をブルー色に照らし幻想的な世界を作り出していた。(写真一番左参照)



このリストランテでも、“自家製のコラトゥーラ・ディ・アリーチを使ったスパゲッティ”(チェターラの欄をご覧ください。)を楽しめる。それから、ハタを燻製にし、EXオリーヴオイルと地元レモン、塩、コショウで味付けしたカルパッチョや、金目鯛の卵と、ニンニク、イタリアンパセリ、プチトマト味のスパゲッティなど、地元の食材をフルに活用した料理が楽しめる。


ネラーノ
マリーナ・デル・カントーネも、夏場は海水浴に来る人々で賑わっている幅広のビーチ。
この地方特産のズッキーニを使ったスパゲッティーが美味しい、リストランテ『マリアグラッツィア』がある





ノチェッレ→モンテ・ペルトゥーゾ→ポジターノ
ソレントから、友人が運転する車で右手に海を眺めながら、断崖絶壁沿いを走ること20分、右側の谷間の下に小さな町『ポジターノ』が見えてくる。私たちは左側の山沿いの道をグングン登って行く。途中、地元の人に混ざって自然の湧き水を汲む列に並ぶ。さらに登って行くと、高台にある極小の町『ノチェッレ』に到着。そこから、民家やペンションが建ち並ぶ路地を歩いて行くと、サレルノ湾とアマルフィー海岸線を一望できる広場にたどり着く。ここの美味しい空気を昼食前のアペリティーヴォにし、来た道を戻り下ると、大きな穴が開いた岩壁がある町『モンテ・ペルトゥーゾ』にたどり着く。友人曰く、『ペルトゥーゾ』はナポリ語で、イタリア語では『ブゥーコ(穴)』という意味なのだそうです。
この町にある、自家製ヴィーノ、サラーメ、プロシュットクルードなどがおいしいお店『ラ・タリアータ』でプランツォタイム。ナスや野菜のオイル漬けや、自家農園で栽培したあまーいジャガイモのフライ、ウサギや子羊のグリルがおいしい。そして、窓の向こうには、カプリ島まで見えるアマルフィー海岸線を望むことができる絶景の場所にある。






ラヴェッロ→アマルフィー→ポジターノ
ソレントからナポリ方面へ車で向かい、ポンペイ経由でアングリまでアウトストラーダを走り、一山越えたその先ラヴェッロに到着。ヴィッラ・チンブローネ内には、ワインの神バッカス像や、カトリック七大罪のそれぞれの表情が彫られた石像があり、テラスからはアマルフィ海岸を一望できる。
ヴィッラ・ルーフォロの庭園には、色鮮やかな花々が咲き、その先には紺碧の海が広がる。

ラヴェッロを後にし、海岸線沿いの国道を、ソレント方面へ向かい、アマルフィーに立ち寄り、地元オレンジ・レモン・チェードロの皮の砂糖漬けにチョコレートが付いたピールと、これらフルーツ入りクリスマス時期限定のパネットーネ、ナポリ伝統菓子のドーナツ型でアーモンド入り、歯が折れそうなぐらい硬いが癖になる味“ロッココ”を求め、パスティッチェリーア“パンサー”へ直行する。








アマルフィーでお目当ての物を無事買い終えた私たちは、泣き止まないお腹の虫を静める為、ここでパニーノをパクリッ!とは断じてせず、空腹を抱えたまま30分以上ある道のりをポジターノにあるリストランテ目指して車を飛ばす。
お腹の虫も鳴き過ぎて鳴く元気もなくなった頃、やっとポジターノに辿り着いた私たちは、浜辺沿いにあるリストランテ“ラ・カンブーサ”で、待ちに待った昼食をいただく。



“アサリのスパゲッティー”は、新鮮な地元のアサリをたくさん使っているので良いダシが出ていた。ここのリストランテに限らず、私が行ったことのあるリストランテで“アサリのスパゲッティー”をオーダーすると、やはりアサリは大量に使われている。ある時それらを数えてみたら、なんと1人前に30個アサリが入っていました。


フローレ



プライアーノの先、フローレの浜辺にあるバール『バール・マーレ』で、ヒシコイワシより脂分やくせが少なく肉厚で味旨が凝縮されたカタクチイワシのオイル漬けと真っ白であっさりとしたフレッシュバターをパンに乗せて食べると最高に美味しい!プリモピアットとして、地元で取れたクルミと片口イワシのスパゲッティもいただく。


チェターラ
サレルノ近郊ヴィエートリ・スル・マーレの隣にある町『チェターラ』は、マグロやカタクチイワシの水揚げで有名な小さな漁村。
この地特産のカタクチイワシを使って作られる“コラトゥーラ・ディ・アリーチ”は、古代ローマ時代から作られていたという“ガルム”と同じイワシの魚醤。この魚醤を食べてみたいと友人にお願いしたら、早速友人の友達お勧めのリストランテ“S.Pietro”に連れて来てくれた。
写真は撮り忘れたけど、“コラトゥーラ・ディ・アリーチのスパゲッティ”は、生臭みやしつこさは全くなく、カタクチイワシの旨味が凝縮されたエキスと、ニンニクとイタリアンパセリの風味が絶妙にマッチして美味い!
友人曰く、コラトゥーラ・ディ・アリーチは塩気があるので、湯に塩を入れないでパスタを茹で、硬めに茹であげたパスタにコラトゥーラ・ディ・アリーチの味を吸わせながらアルデンテに仕上げるとコラトゥーラ・ディ・アリーチの旨味を生かせるとのこと。




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